この地域の中核病院として、より専門的で高度な医療の提供を目指しオープンした当院も、20年目を迎えました。私達スタッフ一同は、当院を信頼して受診頂いた一人ひとりの患者様を大切にし、臓器や疾患だけを見るのではなく、患者さまの抱えた問題を身体的にも心理的にも、また生活や社会的背景も含めて診療を総合的に行ない、患者さま中心の病院を作っていきたいと考えています。
最近の医療界は、治療費の自己負担増、頻発している医療事故、不十分な医療情報開示、またこれに加えて少子高齢化、社会の構造的不況も手伝い医療財源不足など多くの問題を抱えておりますが、人の生命に代えるものは何もなく、万人が健康を願っていることを私たちは充分認識し、外的に医療・福祉の更なる充実を追求し、内的に無駄のない質の高い安全な医療を患者様に提供したいと考えております。
医師紹介 Doctor's
会長ごあいさつ
名誉院長のごあいさつ
当院が高鍋町に移転開業し、早いもので19年が過ぎました。現在、常勤医師は10名で、内科4名、外科2名、整形外科2名、脳神経外科1名、皮膚科1名となっております。この他に、放射線科2名の専門医と契約し画像の遠隔読影を行っています。
また、宮崎大学医学部附属病院の各医局より非常勤医師の派遣をいただき、総合病院としてより専門的に医療提供が出来るように目指しています。月1回ではありますが、肝臓内科、難聴支援の各専門外来も行っています。救急救命科、循環器・腎臓内科からは当直の応援もいただき、加えて化学療法や人工透析もより進化しながら行っています。
現在は、宮崎大学医学部附属病院の協力型臨床研修施設として前期研修医の受け入れや、数年前から宮崎看護専門学校や九州保健福祉大学総合医療専門学校看護科の学生実習の受け入れも行っており、医療スタッフの育成にも協力させていただいております。
敷地内にはヘリポートも設置し、東九州自動車道高鍋ICから車で3分の場所にあり、救急搬送体制も整っています。今後も児湯地区の地域医療に貢献できるよう努力を重ねてまいりますので、よろしくお願いいたします。